昨晩アップした夜空の写真に、誠さんが朝から喜んでくれた。これが写真に哲学が乗ったって、事だろうか。なんにせよ僕も嬉しい。
ヒッコリー13日目。
光の事を良く勉強しなさいと言われていたので、知ってる事や足りない事をまとめてみる。
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光の色には二種類、光源色と物体色。光源色は光そのものの色、太陽だったり、例えば白熱灯はオレンジっぽくて蛍光灯は青っぽい。
物体色は、物体に光が当たって反射した色。レモンが黄色く見えるのは、レモンとゆう物体が黄色の光の波長を跳ね返し、それ以外の波長(nm)を吸収するから、僕らの目には黄色く見える。
分かりやすいのは、空や海。
空気も水も、元々は透明だけど、物質に太陽の光が当たって、屈性するのことによってオーシャンブルーになったり、サンセットの美しい夜景になる。
デジタルで色を表現する場合は「RGB」色を足して違う色を作り、印刷物だと「CMYK」こちらは減らしていく。
色の表現原理が異なる。カメラだと、光を取り込む量を決めるのが、レンズ羽根(シャッター)の絞り。
光を入れる時間を決めるのが、シャッタースピード。シャッターが閉じるスピード。
それら光を、カメラのセンサーに照射する事を露出。ここで明るくしたり暗くしたりするのが露出補正。
センサー(撮像素子)で光を電気信号に変え、画像になる。この時どれだけ敏感に光に反応するかを決めるのがISO感度。
自分用の、メモでもあります。
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帰ってきてから、1日映像製作。使うのは明日!急ピッチで仕上げて行く。
夕方、ゲストの方々お帰りで、その中に千葉での公演で一緒だった、僕の友人のなみちゃんが北海道に。
夕食時に話に出てきて印象的だったのが、カメラは世界中どこに行っても、日本のメーカー。でもそれを扱って世界の最前線で活躍する日本人カメラマンは少なく、ほとんどアメリカ人。ここが悔しいとのこと。
これから若い世代に沢山の自分の経験や知識を伝え、もちろん自分も成長しながら日本人が世界で活躍して欲しいとい言っていた。
この人は、吉田松陰になろうとしている・・・。
数撃ちゃ当たるの物量を優先し、クラシックなスタイルを崩し、効率や便利さを重視する。
必要な側面もありますが、どんどんと新しいモノだけに流されるんじゃなくて、欧米が機関銃を持って攻めていた頃、刀に己の美学を持ち「一太刀」に人生をかけるような、そんな道が日本人にはあるはず。薄くなってしまったそんな「武士道」を持った時、日本はもっと強くなるだろうと。そんなような話をしてくれた。
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夕食後、DVDに盛り込む素材用に、誠さんのギターLIVEと、インタビューを撮影!製作したDVDは明日のクリスマスパーティーと、千葉に戻ってからも販売していきます。明日までに仕上げなくては・・・自分でも、完成が楽しみ!
そしてなんと、僕が100円ライターでタバコに火を着けていると、
「100円ライターじゃ格好がつかないだろう」と、誠さんが23歳頃から使っているZIPPOをプレゼントして頂く!
感激!
「君が持っていた方がいいだろう。良い物を使って下さい」との事。
本当に与えてもらってばかりで・・・感謝です。
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さて、明日は雑誌社からスチルとビデオのカメラマンが来るそう。ビデオカメラマンに根掘り葉掘り沢山聞きたい事が山ほどある。明日も楽しみだ。
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