SWAN LAKE Ⅱ

オオハクチョウ。
ユーラシア大陸のタイガ地帯から3千キロ羽ばたき、2週間で北海道へ越冬しにやって来る、その距離約日本列島。

 

とてつもない距離を自力で渡って来る逞しい彼らだが、巨体を抱え、のそのそと動き回るその姿に愛くるしさを感じる。

 

 

苦労を口に出さず日々生きるのは自然界では当たり前かもしれないが、そんな白鳥たちに尊敬の念を抱く。

 

去年は彼らのお陰で大きなコンペで受賞、後に色んな仕事にも繋がった。今年また再会し、改めてこの作品を作れたことに感極まった。感謝。