今日はデジタル一眼レフムービーのお話。
現在では、映像制作の現場では一眼レフでの撮影が多用され、「映像用」の一眼レフカメラも多数存在します。
そもそも一眼レフが映像に多様されだしたのは「キヤノン EOS 5D Mark II」が始まり。
2008年に発売され、 EOSシリーズ初のフルHDの動画撮影機能を搭載。そもそも35mmフルサイズ(カメラのセンサーの事)の一眼レフは当時１００万円以上していた高値の花だったが、この機種は約３０万円とかなりリーズナブルになった。
写真としての機能はもちろんの事、ビデオカメラのセンサーが「小さくても高性能」に進化する中、大きいセンサーを持った一眼レフでの動画はボケ味を描写したり、高画素な絵で多くの音楽プロモーションや映画で「美しい」映像をつくりだした。
ここからCanonは「一眼レフムービー」で成功し、業界のパイオニアとして各モデルに「EOSムービー」と名付け動画機能を盛り込んでいったんですね！
そして現れたのが「Canon EOS kiss X4」
フルHDでの動画撮影を可能とし、
こちらのセンサーはAPS-C（35mmフルサイズより少し小さい）であるが価格が10万円程度。
プロで無くとも手に入る価格帯で、機能制限や操作性など諸々障害はあるがお手軽に一眼レフでの映像制作を可能にしたのです。
ちなみに僕は今、友人に譲ってもらった「Canon EOS kiss X5」を使っています。
kissX4の後継で、バリアングルモニター（向きを変えられるモニター）を搭載。今は中古で３万円ぐらい、写真撮影はあくまでも「初心者向け」ですが、動画撮影に関してコストパフォーマンスは半端無く良い。
個人製作の映画やドキュメンタリーなど、十分使える楽しいカメラです。
これから映像を創って行きたい方で、「コストをかけずに」って方はこの世代の機種がオススメです。