旅立ち。北の国から’2014冬 HickoryWind DAY1

こちら北海道は鶴居村。ネイチャーガイド「安藤誠」さんのヒッコリーウィンドに来ています。

「今日から帰るまで毎日レポートを書くこと」

を課題として出して頂きましたので、フェイスブックとブログにて、毎日更新して行きたいと思います。

AM9:00 鶴居村役場着。

バスを降りるとでっかい漢が待ち構えていました。久々の再会、優しい笑顔が。
ここからすぐのヒッコリーウィンドに移動。

ここでいきなりサプライズ。たんちょうの群れが飛び立ち、初の北海道を出迎えてくれる。

奥様の忍さん、誠さんと古いご友人ジュンコさんとお会いし、食事を頂きお部屋に案内して頂いたらなにやら真赤なあたかも貴重そうなバイクがお出迎え。※RGS1000

▽カッチョイイ。

RGS1000

阿寒へGO

この極寒の北海道には「綿」の含まれる服は冷え込んでしまってNGだそうで、早速防寒着を貸して頂き、なにやら阿寒のほうで打合せがあるそうなので、ガサゴソ着いて行く。

車で1時間半ほど、道中に信号なし、チャリンコなし、歩行者なし。この土地では車以外は飾りだそうで…かわりに鹿が道路を横切って突進していました…

道すがら沢山のお話しを聞く。政治・商売・人生・カメラ・旅・映画・英語・音楽・鶴居村・一流とは…

この人の頭の中はどうなってるのか、Wikipediaもビックリするぐらいの多彩な知識。沢山の経験、場数を踏まなければこの言葉は口に出来ないでしょうよ。

自分の無知さを感じました…

阿寒観光協会×ANA

打合せ場所に到着。

阿寒観光協会のお二人とご対面。事務局長の方と、もう1人は安藤さんの教師時代の元教え子!そして東京からANAの北海道企画長の方!ANAのVIPにしか知らされない、日本国内で最も高額ツアーを企画してる方。

こんな北海道を動かしてる、ソウソウたるメンメン達の中、よく分かってない俺がぽつん。耳をダンボにして、貴重な情報を聞いていました。

ワンダーアース・阿寒湖ツアーのコンセプトや、阿寒にかける想い、日本一の体験を提供すること…などなどなど。

良いのは当たり前、それ以上のサービスを提供するべく大人達が熱く語っています。こうやって一流のプロフェッショナルが集まり、最強の企画が作り上げていくんですね…!

時間もいいぐらいに、次は阿寒湖を所有する、前田一歩園財団へ。

一般社団法人 前田一歩園…彫刻家 藤戸さん

安藤さんを軸に、担当の方と交渉交渉。コンセプトを語り、地元を盛り上げる事…銭金以外の、土地に「還元」すること。

お茶を頂き、外も暗くなってきた頃に次へ移動。

世界一の木刻家・藤戸さんのアトリエへ。安藤さんが20歳ぐらいのときに出会い、それからずっとのご縁だそうで…

純血アイヌ民族で、木刻に魂をかけてきたこの方。もう、目が深すぎる。ヤバイ。

写真 2014-12-10 17 10 11

この人のバックグラウンドはよく知りませんが、相当な人生だったろうなと思わせる、デッッッカイオーラ。

口数少なく、暖かい。

超プリティーな奥様。

作品の彫刻や沢山の一流品に囲まれた異次元。

滅多に逢えないであろう貴重な時間を後にし、安藤さんとANAの方と3人で食事へ。

ホテル鶴雅ウイングスへ。

阿寒NO1のホテル。あかん湖鶴雅ウイングス

入るや否や、カウンターのプロジェクターが3つ、投影されてるのはコレ!

手前は藤戸さんの彫刻。

写真 2014-12-10 18 13 25

安藤さん、このホテルのアドバイザー的な立場らしく、宿泊も食事もオールフリー。そして支配人の秘書の方がお出迎え。

そしてANAの方から、ディナーブュッフェをご馳走に…

ありがとうございます。美味すぎ!

ちなみにデートで食事だけきたら、ほぼ諭吉先生が羽ばたいて行く額だそう。感謝。

盛りだくさんな1日。

日本や世界の、一流に触れさせて頂きました。ここ北海道で人生を賭け情熱的にその「業」に打ち込んでいる人々・・・半端じゃない。

帰りの車内、安藤さんと2人。アシスタントとしてくっついて、足りなかった点などをご指摘。盗めるとこは盗み、常に脳を回転させ、先を読み行動せねば・・・この人の助手って口にできない。

1日でこのボリューム感。まだまだ伝えきれませんが…この人たちと、同じ目線に立ってみたい。ヒリヒリする夜。

さっ!あったかい布団にもぐります。おやすみなさいませ!

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お昼の休憩中に撮った、たんちょう観察。