いよいよ帰還前日。部屋の片付けや掃除などを始める。
戻る為に荷物をしまうんだけど、なんだか旅立ちの気分。心のホームが、また一つ増えた。
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安藤誠のアドバイス
やりたい事が見つからない人へ
やりたい事が無い事は、悪いことじゃ無い。
探し続ける情熱を持とう。死ぬ1日前に見つかるかもしれない。そこまで諦めない。
「誰かの夢を助ける」とゆうカードを持ってる人もいる。
誰かを応援してるうちに自分のやりたい事にたどり着く事だってある。
どんなに金があろうと、才能があろうと、情熱には敵わない。
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夕方、ナミちゃんを空港に送るために釧路へ。みんな、誠さんにラーメンをご馳走してもらう。
道中色々と話をするが、ナミちゃんは20代前半でTOEIC650点取得、40ヶ国ほどバックパッカーしながら英語も学び、Fedexの英語の専門用語が飛び交うコールセンターに在籍していた事も。今は自分で事業を展開、誠さんの元には写真やカメラマンの事を学びに。
極真空手もやっていた事もあり、自分のポリシーもはっきり持っていて、
「恐るべし辰ノ口(なみこ) 」
と、20代でこの能力を持つ誠さんも関心していた。
持っている機材もNiconのD750に、レンズもプロ御用達の品々。そんな所に「絞りって何?」みたいな事を言うから末恐ろしい。
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わざわざ空港まで、kenta君が見送りに。片道一時間はかかるはず。一期一会を、ちゃんと分かって実践している人。素敵です。
帰りは誠さんと二人、鶴居村まで帰宅。途中、今まで法定速度を、アイスバーンからの安全確保の為に1度も越さなかったのに、突然猛スピードで峠を走り出す。
「お客さんが急いでる時にはこのくらい飛ばす。行きの段階で、路面を見て把握していたからできるんだ」
と言っていたが、なんか…違うメッセージを頂いた気がする。
大音量でguitarのCDを聴きながら。
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すっかり北方適用したこの体、このひんやりと澄んだ空気に、心も感覚も冴えている気がします。
千葉の仲間たちに会えるのも楽しみにしながら、この北国とは一旦お別れとなります。
帰り道に感じたこの感覚、忘れません。