冬の情熱、道東・鶴居村へ1ヶ月の滞在。上の巻【2019】

ちょうど先週からヒッコリーウィンドに来ています。

毎日が学ぶ事ばかり。一つ一つが楽しくて、そりゃ厳しい師匠の前では悔しい事も虚しい事も沢山あるのだが、そんな事を感じたり気づかさせてくれるのはここしか無くて、同時に感謝や感動に溢れている。

そして風は教えてくれる。

暖かな南風は緩やかで心地良い、いつまでもそこに居たくなるが、これには気をつけなければならない。生温かい風はだんだんと物も事も腐らさせてしまうし、甘い蜜には注意が必要だ。

冷たい北風は厳しく人を寄せ付けない。しかしそこに立てば怠惰を吹き飛ばし目は覚め、道は前に進むしか無くなる。退けばすぐに押し出されてしまうだろう。きっと諦めず一歩一歩進み、風を超えた頃に、次の風に立ち向かう力が備わるに違いないと信じている。

今回は3月頭まで滞在する。これから出逢う新たな人にも、再会する恩人達にも、おもてなしの語源「思ってもいなかった事」を実践しよう。そして次に、明日へ繋げる為にも。

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