P.ドラッカーのリーダーシップについて・・・勉強になります。シェア!
“リーダーシップは資質ではなく仕事である ”
そう語ったのはP.ドラッカー。「リーダーシップとは人を引きつけることではない。
そのようなものは煽動的資質にすぎない。
仲間をつくり、人に影響を与えることでもない。
そのようなものはセールスマンシップにすぎない」(『現代の経営』)
リーダーシップとは仕事であるとドラッカーは断言する。
リーダーシップの素地として、
責任の原則、成果の基準、
人と仕事への敬意に優るものはない。
リーダーシップとは、資質でもカリスマ性でもない。
意味あるリーダーシップとは、
組織の使命を考え抜き、
それを目に見えるかたちで確立することである。リーダーとは、目標を定め、優先順位を決め、
基準を定め、それを維持する者である。
リーダーは、妥協を受け入れる前に、
何が正しく望ましいかを考え抜く。
リーダーの仕事は明快な音を出す
トランペットになることだとドラッカーは言う。
リーダーと似非リーダーとの違いは目標にある。
リーダーといえども、妥協が必要になることがある。
しかし、政治、経済、財政、人事など、
現実の制約によって妥協せざるをえなくなったとき、
その妥協が使命と目標に沿っているか離れているかによって、
リーダーであるか否かが決まる。
ドラッカーは多くの一流のリーダーたちを目にしてきた。
外交的な人も内省的な人もいた。
多弁な人も寡黙な人もいた。
「リーダーたることの第一の要件は、
リーダーシップを仕事と見ることである」(『プロフェッショナルの条件』)